こども保育学科には、保育園や幼稚園、保育士養成の場などでの経験豊富な教員がそろい、就職支援や求人開拓のノウハウや強いネットワークを備えています。2009年4月に開設した学科で、まだ就職実績はありませんが、園や施設からの期待は大きく、すでに、300件を超える求人票が届いています (2011年12月末現在)。少人数制教育の良さを活かし、学生一人ひとりの希望や適性にかなう就職が実現できるよう、3年間かけてきめ細かな指導・支援をしていきます。
子どもたちを取り巻く環境がどんどん厳しくなっている現在、保育者や園に課せられた役割は、今まで以上に重要かつ多様なものになりつつあります。たとえば、地域と子どもをつなぐコーディネーターとしての役割や、今まで以上に子育てを支援する役割などが挙げられます。これからの保育者には、時代の変化を踏まえた保育をデザインしていく能力が求められていきます。篠原学園では、自分を存分に発揮し、仲間とともに園や地域、社会をリードしていける保育者の養成をめざしています。入学当初から、保育園や幼稚園、認定こども園、児童福祉施設、冒険遊び場など、子どもたちを取り巻くさまざまな現場での体験を積み、学生同士や教員との対話を通して、自分が何を感じ、どうしたいかといった自分の考えを深めていきます。
こども保育学科では3年間かけてじっくりと保育の現場を体験し、自分の保育観を創り上げていきます。その中で、自分が本当に「ここで働きたい」と思える場を見つけていくのです。
こども保育学科の教育の特色でもある「現場実践研究」は、保育現場のいまをからだで感じる時間であると同時に、就職につながっていく貴重な機会でもあります。年間を通して一つの園で何度か実習するという方法もあります。しかし、こども保育学科では、より多くの園の様子を知ってもらい、自分なりの子ども観や保育観を築くため、あえて数多くの園へ出かけていきます。これにより、自分自身にしっくりとくる園や保育者と出会う確率が高まるのです。ボランティアやアルバイト、実習の依頼など自分たちから働きかけることがきっかけとなり、園と学生が「相思相愛」での入職につながることもあるでしょう。他人任せではなく、学校のサポートを得ながら、ぜひ自分自身で自分の道を切りひらいていってほしいと思います。
どんなに頑張ろうとしても、自分があこがれるようなモデルとなる先輩保育者がいなければ、自分の働く姿をイメージしにくく、また、心細くなるものです。幼稚園や保育園は園それぞれです。実習で訪れた園でのすべての出会いに、みなさんの学ぶきっかけがあります。そのきっかけを大いに生かし、希望にかなう進路を見つけ、歩んでいきましょう。