理事長インタビュー
社会に貢献できる人材の育成をめざして
篠原学園を設立
優秀な保育士を育てて少子化をくいとめたい!
今回は、篠原学園の創立者であり、理事長を務める
篠原欣子先生のインタビューも実現。
「世界最強の女性経営者」とも称されている方との対面に、取材陣は緊張して臨みましたが、とても優しく、楽しく、熱く、学園や保育によせる思いを語っていただくことができました。
●篠原学園理事長 篠原欣子先生
学べるときに思いっきり学んでほしい

会社経営で世界に名を馳せるまでの成功を収めた篠原先生は、かねてから社会への恩返しを考えていた。次世代を担う若者を育てたい。勉強したいと望む人に勉強の場を提供したい。先生のそんな願いがかたちになったのが、篠原学園なのである。
「生きていくための基礎となる仕事に結びつく勉強は、とても大切です」と先生は言う。先生は、早くに父親を亡くし、4人の兄弟姉妹とともに助産師であった母親に女手一つで育てられた。そうした境遇で、身を立てることを求めて必死に勉強した。「身体を壊すからもうやめなさいと言われても、隠れて勉強していたのです」。勉強の大切さ、勉強できることの有り難味を身をもって知っているのである。だから、「高校を卒業して、進学する余裕があるのなら、そのチャンスを無駄なく活かしてほしいのです。学べるときに思いっきり学んでほしい」。そして、社会に貢献できる能力を身につけてもらえるよう、世の中に不可欠な
医療と
保育の分野を選んで学科を設置したのである。
人間性豊かな保育士になってほしい

「会社を経営する中でも、仕事と子育ての両立に悩む人の多さを痛感しています。少子化をくいとめるには、保育所の充実、保育士の増加が欠かせないと思うのです」と篠原先生。保育士は、今後益々求められていく仕事あり、世のため人のためになる大切な仕事であり、やりがいあふれる仕事であると力説する。そして、「
ただ資格を得られればよいというのではなく、人間性豊かな質の高い保育士を育てたい。また、困難をものともせずに明るく前向きに進んでい かれる人間を育てたい」と、学園によせる思いを語る。「おかげで、よい先生方が集まってくださり、私の思いをかたちにしてくれています。バイタリティあふれる男の先生が多いことも頼もしく感じています。男性保育士の需要も増す中、男子学生が半数を占めてくれていことも嬉しく思います」。
篠原先生の思いは、
少人数制(1学年40名定員)によるきめ細かな指導をはじめ、3年制のゆとり重視のカリキュラム、他校にはない独自の科目、充実の設備を整えた明るく快適な校舎など、ソフト・ハード両面のいたるところに具現化されている。特に
保育現場を意識した「現場応用実践」は、入学してすぐに保育現場を肌で感じる篠原学園ならではの魅力的な授業。学生たちも皆、元気に頑張っていて、先生の思いにしっかり応えている。
Profile
テンプホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長。1973年にテンプスタッフ株式会社を設立。2000年から11年連続でアメリカ『フォーチュン』誌の「世界最強の女性経営者」に選出される。 2007年に学校法人篠原学園を設立。主な著書や評伝に『探そう、仕事の、歓びを。』『逃げない人を、人は助ける』などがある。
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