●こども保育学科 夜間部1年/専修大学経済学部経済学科在学中 大西祐輔さん
●こども保育学科 夜間部1年/拓殖大学外国語学部中国語学科出身 菅谷奈々さん
保育園を営む家に生まれ育ちながら、サラリーマンになろうと大学の経済学部に進んだ大西さん。でも、「いざ就職活動に臨んでみて、やっぱり自分がやりたいのは保育だと気がついたんです」。そこで、大学の最後の1年間はダブルスクールで頑張りながら専門学校に通うことを決意。篠原学園を選んだのは保育のプロである両親の勧めがきっかけで、「保育を取り巻く環境のことも学べる点が決め手でした」。また、夜間部なら、大学卒業後には保育以外の仕事も経験できる。保育者は保育だけでなく社会のことも知るべきと考える大西さんは、できる限りの社会経験を積みたいと思っているのである。
一方、菅谷さんは、語学が好きで大学で中国語を修得。商社に就職したが、人間関係の問題などから退職。行き場を見失っていたところ、知人の紹介で保育園の手伝いをするようになった。そこで保育の仕事に目覚め、「きちんと勉強をして、資格を取ろうと思ったんです」。篠原学園の夜間部を選んだのは、昼間は保育の仕事を続けたかったから。始業が18時45分からで、仕事を終えて通うのに無理がなかったからだそうだ。
「高校卒業したての人、社会経験の長い人、いろんな仲間から刺激や情報を得られる点だけでも、夜間部で学ぶ価値があります」と大西さん。
「始業時間が遅いというだけで選んだ篠原学園。入学前にはこんなに楽しく充実した日々が待っているとは思いませんでした」と菅谷さん。
今、入学して3ヶ月余りだが、「最高に楽しい毎日です」と2人。朝7時から仕事をしている菅谷さんは特にハードな日々を送っている。大西さんも、篠原と大学に加えてアルバイトもこなす日々だ。でも、菅谷さんは、「自分のため、将来のため、今この3年間は頑張るぞと思うんです。本当にどの授業も面白くて、ためになることばかりなので、楽しく頑張れるんです」。大西さんも、「業界経験豊富な先生方と、さまざまな経歴を持つ仲間に囲まれて、本当に得るものの多い、充実した毎日です」。
昼間は保育現場の第一線で活躍している先生方の授業が受けられることも、とても大きな魅力だという。たとえば、郊外の自宅を保育所にして、既存の保育にとらわれない保育を実践している溝口義朗先生の『家庭支援論』。児童館に勤務しながら、遊びの研究・開発に尽力している安藤耕司先生の『子どもと遊び』。どちらも著名な方々だが、1度きりの講演などではなく、毎週教えてくれている。「溝口先生の講義は、すごく斬新で、衝撃的で、世界が広がって、身を乗り出して聴いてしまいます」。
「安藤先生の授業では、楽しむことを追求しているので、私たちも先生にイタズラを仕掛けたりするんです」。本当に楽しそうに、目を輝かせて語ってくれる大西さんと菅谷さん。
昼間部のように毎週現場を訪ねることはできないが、クラスの仲間で夏休みを利用して、話題の幼稚園を訪ねる計画もあるそうだ。「夜間部のデメリットなど何もないです。メリットだらけですよ」という2人の言葉には、とても説得力がある。